ブランクのある看護師が抱える不安を解消するには
看護師のブランクは、あまり復職には影響しないとも言われています。しかし、医療の分野というのは日進月歩であり、離職するまでは当たり前だったことも、いざ復職しようという時には時代遅れの考え方になっていることも少なくありません。そのため、復職を考えていても、「ちゃんと働けるのか？」と不安に思い、二の足を踏む人も多いのです。
このような問題を解決するためには、復職のために、事前に学習しておくことがポイントになります。
まずは復職のために、看護の知識と技術を学び直しましょう。公的機関や民間企業が行っているセミナーや講習会に参加すると、最新の医療情報を知ることができたり技術研修も受けられ、同じ目的を持つ看護師同士の交流も行えます。もしそのような時間が取れない場合には、通信講座や参考書を買って独学で勉強しても構いません。
参加型の学習に時間を割けられない方には、スマホアプリの活用がおすすめです。スキマ時間を利用して気軽に学べるので、短い時間でもコツコツと学習できます。技術的な部分の不安を取り除くには、技術研修のセミナーなどへ参加するのも良いでしょう。採血や注射、カテーテルや救命処置など、さまざまな看護技術に不安がある場合にも、学び直すことができるので安心です。
また、介護関係の資格や保健師免許など、新たな資格を取っておくのも、自信に繋がったり就職の際のアピールポイントになったりするので検討してみるのも良いかもしれません。